レジデント募集について
- 医師国家試験を合格し、初期臨床研修を終了した後に、どこで(大学病院か市中病院か、国内か海外か)自分の専門領域の研鑽を積むかを決めなければなりません。この決断は、今後の医師人生だけでなく、私生活にも影響する人生の大切なターニングポイントだと思います。麻酔科学は候補の一つ、もしくは候補である人にとって、より良い麻酔の後期研修を送るために必要なことは何でしょうか?多くの症例から幅広い臨床経験を積むこと、症例報告やリサーチなどを学会発表し、論文を作成すること、医療を通じて社会貢献すること、信頼できる仕事仲間と共に時間を過ごすこと、職場(他部署含む)のコミュニケーションが良好であること、趣味や余暇、家族と過ごすための私的な時間を持つこと、ストレスの少ない労働環境を求めることなどが一般的にあげられると思います。一般的には、後期研修を過ごす年齢は、20代後半から30代前半の先生が多いと思いますが、この時期は医師としてのキャリアアップのみならず、個人差はありますが、プライベート(結婚、出産、親の介護など)も大きく変化する時期になります。つまり、これらの中でどれをプライオリティーとして働き、どの職場を選択するかは初期研修病院を選択する以上に大切になってくると思います。
- 当教室の最大の特徴は、それらの個人のニーズに最大限答えることができることです。もちろん標榜医もしくは専門医取得を目指し、就業規則に準じた勤務体系で、こなさなければいけない業務は全員同じです。しかし取得したい技術、研究したいテーマ、プライベートについての相談など個別に対応することが可能です。休息するための時間も休日は完全当直体制ですので、急な呼び出しなどはありません。医局員一同、奥田教授のポリシーでもある、「楽しく家庭的な医局」を目指し、医局内のコミュニケーションは良好です。この良好なコミュニケーションは、人的要因による医療事故などを予防し、麻酔管理の安全性の向上に寄与しております。また各分野にエキスパートを配置しております。(サブスペシャリティーを参照)より研修を充実したい場合は、希望出向制度を利用し、国内、海外問わず研修が可能です。(希望出向を参照)強制的な他病院への出向がないことも一つの特徴であります。
- JR武蔵野線南越谷駅、東武伊勢崎線新越谷駅徒歩5分の位置にあり、東京、北関東へのアクセスも良好な当院での研修は、麻酔科医としてのキャリアだけでなく、プライベートも充実できる環境にあると思います。是非興味のある先生は見学にお越しください。一緒に働けることを楽しみにしております。
2019年度後期研修医(左から高橋伶奈先生、鶴町直威先生、卜部一弘先生)